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奥様方の年金−厚生年金基金 M氏の妻 (H20.2.28)


 昨年12月28日のY新聞朝刊1面トップに「厚生年金基金966億未払い」と云うショキングな記事が掲載されました。「厚生年金基金」で受給資格があるのに年金の支給を受けていない人が2007年3月現在で、13万7千人、累計で約966億円が未払いになっていると云う記事でした。

皆さん!該当する方はおられませんか?

厚生年金基金とは、

 公的年金に上乗せして支払われる年金の一つで、企業単独や業界単位で設けられています。

 国民年金(基礎年金)を1階部分、厚生年金を2階部分と呼ぶのに対し、厚生年金基金などは3階部分と呼ばれています。短期間で脱退したり、加入する基金が解散したりした人の年金資産は、企業年金連合会などに移管して運用されています。


 公務員等などの共済年金では、この3階部分は職域加算部分にあたるとされています。


厚生年金基金のしくみ


厚生年金基金 3階部分 職域加算部分  
厚生年金 2階部分 共済年金
国民年金(基礎年金) 1階部分 国民年金(基礎年金)

自営業者 サラリーマン 公務員

 昨年12月初旬、お友達との会話の中で、「厚生年金基金」が話題になり、保険会社に勤めていた人が、この年金基金を受給しているので、年金額をトータルすると旦那さんの年金額より多いとのこと。

 厚生年金とは違ったところへ請求し、年金と年金基金がそれぞれ別々に支給されているとのことでした。

 私も年金加入期間確認のやりとりの際に、厚生年金基金=11ケ月が存在することを、知りました。国民年金1号=52ケ月、国民年金3号=123ケ月、厚生年金(2号)=256ケ月、トータル年金加入期間=431ケ月でした。(表:年金加入期間(月数)参照)

 この厚生年金=256ケ月の内数11ケ月が厚生年金基金加入期間と通知されましたで、年金額算定の際には、この厚生年金基金が含まれたもので年金額を算出されているものだと思っていました。


M氏の妻の年金年金加入期間(月数)


加入月数 年金加入期間合計
国民年金(1号)  52 175
国民年金(3号) 123
厚生年金(2号) 256 256 厚生年金基金(11)を含む
共済組合(2号)   0   0
合計加入期間 431



 お友達は、支給する所が違うので、社会保険事務所で聞いてみたらと云うことでした。
 早速、社会保険事務所に出かけ、問い合わせると、厚生年金基金連合会(企業年金連合会の旧名)からの伝言板という1枚の用紙を渡され、企業年金連合会に請求してくださいとのことでした。

 加入期間が11ケ月と短いため、年金支給の対象になるのかどうかわからないけれど、ダメでもともとですので電話することにしました。

 12月18日、企業年金連合会に電話をし、氏名と国の基礎年金番号を伝えると、11ケ月の加入期間があり、書類を送るので、送り先住所の確認をされました。

 12月22日、企業年金連合会から、「年金請求のご案内」と「老齢年金裁定請求書」用紙が送られてきました。

 12月25日、必要な書類(住民票、年金証書のコピー)を添え老齢年金裁定請求書を記入して、企業年金連合会に郵送しました。

 年が変わり今年2月18日に企業年金連合会から、「企業年金連合会老齢年金証書」と「老齢年金受給者のしおり」が送られてきました。年金証書の老齢年金裁定通知書によると、年額=2,717円が支給され、60歳の誕生月まで遡って支給されるとのことでした。

 たった11ケ月の加入期間でしかも、給与の安い若い女子でさえ、年額2,717円が支給されるので、加入期間の長い人は、相当な額が支給されるのではないでしょうか。

 それにしても、社会保険事務所で年金加入期間を確認した際や厚生年金の裁定請求書を提出した際に、厚生年金基金の加入期間が存在するのに、企業年金連合会に請求しなさいと何故教えてくれなかったのだろうか? お役人は質問されたことには答えるが、それ以外のことは教えてくれない。

 企業年金連合会では、一部の人には、支給開始時の誕生月前に通知書を送るとありますが、35〜36年前の旧姓の実家の所在地に送られても、本人に届く確立は低いのです。ましてや都会では実家のあった場所は大きなビルの一部になっている人が多いことをご存知なのでしょうか?

 国の基礎年金番号を言えば、加入記録が全てわかり、氏名・住所も確認できるのに、何故現住所に通知してくれないのでしょうか? 企業年金連合会の理事長が解任されたと云うニュースを聞きました。当然だと思うのは私だけでしょうか?

 企業年金連合会のホームページでは、「企業年金の受給権お忘れではありませんか?」と問うていますが、『お忘れではないのです!多くの人は受給権があることを知らないのです!』

 皆さん一度、勤めていた会社が企業年金に加入していたかどうかを確認されてはいかがでしょうか?

 私も確認のため、独身時代に長く勤めていたS銀行に問いあわせると、当時は加入していなかった。昭和50年代から加入していますとの回答でした。

 企業年金連合会  http://www.pfa.or.jp/

 企業年金の受給権お忘れではありませんか?
  http://www.pfa.or.jp/callcenter/index.html

                           M氏の妻


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