イベントの記録

イベントの記録目次

前ページ 次ページ

第37回とわ会ゴルフコンペ (H18.7.14)


平成18年7月14日(金)、「総丘カントリー倶楽部」で、第37回とわ会ゴルフコンペが実施されました。

「暑い!」。とにかく暑い。週間天気予報ではくもりが続いていました。雨のマークを見ることは一度もありませんでした。幹事としてはとても安心だったのです。

雨になると猪狩分隊長が欠席となってしまいます。コンペ前日にヤフーを開き、総丘の時間ごとの天気を見ると全体的にはくもりでしたが、午後の一部に太陽の絵が出ていました。


当日の朝は5時からもう青空が見えていました。やはりゴルフの日の朝は上天気が一番です。心がうきうきします。

実はこのとき、台湾にあった台風4号の高温度、高湿度の熱気が日本海経由で太平洋に大きく張り出していたのです。

プレー中はこれに直射日光と無風が重なり、とんでもないことになるなどとは、知る由もありませんでした。


久里浜のフェリー乗り場に行くと車と人であふれていました。駐車場も満杯に近く、かろうじて駐車できました。千円札を用意して往復切符を買おうとしたのですが950円から1,100円に値上がりしていました。石油価格高騰のためです。

余ったオイルマネーが源油の投機に流れているせいで実体をともなわない不道徳な値上がりなのです。

そういうわたしも石油資源開発会社と資源に強い商社の株を頻繁に売り買いしている悪徳トレーダーです。文句は言えません。


長蛇の列に並びフェリーに乗ったのは出港5分前でした。

出勤日の金曜日だというのに、この人数はいったいどうしたことでしょうか。

一階を見たのですが皆様の姿は見えませんでした。

2階に行くとすぐ見つかりました。わたしが最後で10人目です。もう朝食会で笑顔です。


分隊長はフェリー乗客の中で一番しゃれたウェアを、それはみごとに着こなしておられました。その姿を拝見するとこちらもうれしくなります。

分隊長とは3度目のゴルフですが毎回感心させられます。

わたしは技術幹部なので服装に関心はないのですが、こんどは分隊長を見習い、もっと粋に生きたいとおもっています。


さあ集金です。一万円札を出す人、参加費が2,500ですから馬を1,500円買ってちょうど4,000として千円札4枚を準備している人、5,000札でおつりをもらう人、さまざまです。集金箱の中にはあらかじめ細かくした10,000円分が入っていますから、いかようにも対処できます。

馬は全員用の用紙と鉛筆数本を用意してあります。家でプリントアウトして記入済みのものを提出する人、その場で書く人、用紙と鉛筆をありがたそうに受け取る人、当然のように使う人、いろいろです。お金を早く払わないと落ち着かない人。フェリーが金谷に着きそうになってから提出する人。幹事としてはどんなタイプの人でも結構なのです。陸行組みについてはもうひとりの幹事の長谷君が集金です。

フェリー組みの幹事は忙しいのです。7時35分にクラブに着いて40分にはもう集合です。トイレはフェリーで済ませておきます。ドリンクやニアピン、ドラコンの旗は下船前にゴルフバックの中に移動しておきます。日焼け止めもフェリーの中で阿部君といっしょに首の後ろまでたっぷりと塗っておきました。海上模様がどうだったかは覚えていません。


クラブのロッカー室でもどかしく短パンに着替え、コンペ実施要領をポケットに入れて飛び出して行きます。パター練習場では陸行組のとわ会のひとたちが真剣に方向性と距離感を確認しています。集合時間が少しオーバーしています。集まり具合を確認しようとあたりを見まわしたところ、バッグ置き場に山本幹事付のお姿を発見しました。ほんとにお久しぶりです。体に張りがありプロゴルファーのように見えます。おもわず駈け寄って行きました。引っ込み思案なわたしにはめずらしいことです。

「松木です」、「今日はご参加ありがとうございます」、「よろしくお願いします」とあいさつしました。わたしは赤レンガ時代と違って体重が増え容姿も変わっています。その上、技術幹部ですからみなさんと会う機会も少なく、同期でもわたしを認識できない人がいるくらいです。ですから、わざわざ自分の名前をはじめに言ったのです。

ところが、「こちらこそよろしく」、「松木さんはすごいねえ」、「シングルだもんねえ」とわたしのことなどすべてお見通しでした。わたしを見ながら「その体だもんねえ」と、しみじみおっしゃいましたので、「いいえ、体でなくて技術ですよ」と、実に楽しい会話をもたせていただきました。

赤レンガの中で幹事付を遠くにお見かけしたとき、規格外れの欠陥自衛官のわたしは、ほこりだらけの靴、折り目のないズボン、何度かぶりなおしても曲がっている帽子、その上に気の抜けたような顔までお見せして、またご心配をおかけしてはいけないとおもい、さりげなく進路を変えていたのをなつかしく思い出しました。

0800、快調にスタートです。分隊長がコースを走り回っておられます。強靭な体力です。打つたびに反省しておられます。なにごとにも勉強熱心です。ショットがしっかりしておられますから、ちょっと攻め方を考えれば80台前半のスコアーも出る方だとおもいます。

暑さが気になりはじめました。ちょっと異常です。早めに水分補給です。

6番のロングホールでこれが障害となりはじめました。ここはハンディキャップ1の難コースです。ティーショットでフェアウェイセンターを狙ったら必ず右OBとなります。右OBラインが見た目以上にフェアウェイに迫っています。打ち上げのロングホールで距離を出そうとしますから力が入ってヘッドが遅れボールは右に飛び出します。景色がわるく不安感をさそいますから打ち急ぎになり左肘が引けてスライスが出ます。これはどんなに注意しても直りませんから私の場合、左のラフをねらいます。




よいショットでした。ラフに飛んでいったボールがわずかにスライスしてフェアウェイ左ぎりぎりに着きました。山下(公)君が見事なショットでフェアウェイセンターをとらえました。距離も相当です。この方は、わたしのような心配はされないのでしょうか。

中島君が打ちました。明らかな打ち急ぎでボールはすぐ目の前の右の谷へ消えてゆきました。中島君は準優勝でしたから、これがなかったら優勝だったのです。

最後に分隊長です。少し左に巻いて左ラフです。距離が残りました。セカンドショットも左に巻いてまたラフです。崖の途中で強烈な前下がりのショットですから大変です。ラフですから方向も定まりません。

わたしのティーショットは山下君の5メートルほど先にありましたのでドラコン賞の旗に名前を書きました。表彰式のときに確認したら、わたしの名前の下に「山本」と書いてありました。山下君がウッドでセカンドを打ちました。ナイスショットでしたがワンバウンドしたあと、惜しくも右OBとなってしまいました。



わたしが総丘カントリークラブ専属の清水プロにコースレッスンをしてもらったとき、左にあるあのじゃまで憎らしい大きな木をめがけて打つのがこつだと教えられました。

プロはセカンドをスプーンであのじゃまで憎らしい大きな木の左へ打ち、グリーンの左エッジまで運んでいました。

PGAトーナメントプロ
清水 阿己彦氏


分隊長のサードショットはあのじゃまで憎らしい大きな木の左を通り、崖の高い方へぐんぐん伸びて行きます。これ以上ないというナイスショットです。フェアウェイに転げ落ちてくるはずでしたが。高い斜面のラフ止まってしまいました。さあ大変です。

わたしはセカンドを6番アイアンであのじゃまで憎らしい大きな木の右すれすれに打ちました。分隊長が見上げるような高い急斜面からグリーンをねらっています。難易度の高いショットでしたが見事に4オンです。


わたしはピッチングを手に取り3打目のアドレスをとりました。すると「ガッガッガッ」と削岩機のような音が聞こえました。アドレスを解いてあたりを見回しました。そんなようすはありません。もう一度アドレスをとると同じ音が聞こえます。

おどろいたことに、恐ろしく早くなった頸動脈の音が耳にこだましていたのです。「倒れるかもしれない」という予感が頭をよぎりました。海上自衛隊体操最終章の深呼吸を行ってからショットです。グリーン手前に着けました。こんな小さな砲台グリーンに乗せるつもりは最初からありません。

分隊長が山からグリーンへ降りて来られました。真っ赤な顔です。分隊長は赤レンガでわたしを見るたびに赤い顔をしておられました。わたしのような欠陥自衛官を分隊員に持ったばっかりに、さぞかし心を痛めておられたのだと思います。でも今日の赤い顔は断じてわたしのせいではありません。それが証拠に、赤レンガのときの、あの強い目つきはありません。

この異常な暑さの中、登り急勾配の距離452ヤードを、それも左の急な崖を上下しながら歩いてこられたためです。「暑いねえ!」と分隊長。わたしも「こんな暑さはわたしのゴルフ歴21年の中で最悪です」と意気投合です。同病相哀れむというのでしょうか。


サンドでグリーンに乗せましたが距離が残りました。使いはじめてからまだ2ヶ月で手になじんでいません。暑いからこそ慎重にラインを読み5メートルの下りスライスラインを沈めて「パー」としました。分隊長の「すばらしい!」の言葉に喜びもひとしおです。本当は、ラフの急斜面を渡り歩いて「ボギー」を獲得した分隊長のほうがすばらしいのです。それにしてもこんな過酷な条件の中、ハンディキャップ1の難コースで「パー」を取る自分の才能が恐ろしく感じられます。

冗談を言っている場合ではありません。体が危険です。スポーツドリンクを飲み、タオルにこおり水を浸して首に巻きました。こうすると脳へ行く血液が冷やされて体が回復するといいます。残りホールは打ち下ろしで平坦なコースでしたから何とか持ちました。番ホールが終わってカートに乗りクラブハウスに向かっているときは、涼しいレストランを思い浮かべて夢見心地でした。

カートから飛び降りました。洗面所に駆け込もうとしたところ、分隊長がエアーで靴の掃除をしておられました。すっかり忘れていました。靴から泥を落とすのは自分の靴をきれいにするためでなく、クラブハウスを汚さないためだと知ったのはごく最近のことなのです。洗面所の水が湧き水のように冷たく「山の神様がくれた水」です。ほてった顔を度も洗ってしまいました。

いつもはこってりとした総丘名物の「焼きそば」が人気ですが、今日は大方の人が「ざるそば」を食べています。私もそうしたのですが、てんぷら半分といなり全部を残してしまいました。はじめての経験です。この暑さがよほど体のこたえていたのだとおもいます。厨房に行ってウェートレスさんから広口の魔法ビンにたっぷり氷をいただきました。

幹事は昼も忙しいのです。ロビーを行ったり来たりしていると、放心状態のとわ会ゴルフメンバーによく出会います。谷君が「おれは、今日昼で帰る!」と叫んでいたと聞きました。いつもは過密スケジュールを工面して、あんなに「とわ会ゴルフコンペ」を大事にしている人が、いったいどうしたのでしょうか。実はこの日、プレーを昼で中止して帰ってしまったお客さんが多数おられました。ですから朝満杯だったクラブバスも帰りにはガラガラだったのです。

昼からは体が慣れてきたのでしょうか、スコアーは少し乱れましたが無心にプレーができました。それでもクラブハウスにたどり着くと「ホッ」としました。幹事はプレーが終わったあとも忙しいのです。スコアーカード提出は山下(公)君に任せて風呂に飛び込みました。時間がないのでシャワーだけで済ませました。髪の毛が少し乱れていましたが私は顔立ちがよいのでそのままにして飛び出しました。

2階のパーティー会場に駆け上がって行き、賞品の準備です。コンペの一週間前から通勤電車の中で総丘攻略のイメージトレーニングを行いましたが、ついでに幹事のイメージトレーニングも行っていたので信じられないようなスピードで賞品が出来上がって行きます。これに分隊長の高級カップ、幹事付のしゃれたキャップ、恒例の長谷農園の新鮮な農産物の寄付が賞品に加わって豪華になりました。

長谷君が陸行組の集金を持ってきました。フェリー組みと合わせると馬が3万円近くあり大盛況です。早々にパーティー費の支払いを済ませました。帳簿上の残金額と現金箱の中の金額が一致していました。

さあ、記念撮影です。ひと風呂浴びたあとのみなさんは、昼間のお姿とは打って変わって、すっかり元気を取り戻しておられました。さすがに鍛え上げられた海上自衛官です。たくましいかぎりです。あの谷君も笑顔です。

長谷幹事の発案で幹事付から講評、分隊長から訓示をいただくことになりました。

「みんなのハンディーが多すぎる」との幹事付のご指摘でした。

次に分隊長からの訓示です。「今年の6月1日の厚木米海軍基地ゴルフ場では4分隊ゴルフコンペで85だった」、「次のコンペでは82だった」と自慢話、いや、ありがたい訓示をいただきました。

そこで幹事付から「それで今日のハンディーが22
.8というのはおかしいじゃありませんか」と執拗な突っ込みが入り、大爆笑です。「総丘は難しい」というのが分隊長訓示の結論となりました。まさにそのとおりです。油断もすきもないコースです。

幹事付が、「松木さん、幹事ご苦労様でした」とおっしゃってお帰りになりました。私は舞い上がってしまいました。

あれから4日経ちました。顔や腕がまだほてっています。なにかしら心にも「ここちよいほてり」が残っているような気がしています。

成績は次のとおりでした。

第37回とわ会ゴルフコンペ成績

順位 氏  名 GROSS HDCP NET 記 事
優 勝 池田 90 19 71 次回HC:14
準優勝 中島 101 29 72 次回HC:26
3 中尾 102 30 72 次回HC:28
4 岡本 101 28 73
5 猪狩分隊長 98 22.8 75.2 次回HC:18
6 松木 83 7 76
7 梅野 88 12 76
8 山本幹事付 100 20.4 79.6 次回HC:16
9 長谷 90 9 81
10 河村 91 10 81
11 野口 102 21 81
12 壱岐 100 18 82
13 102 20 82
14 山下(公) 111 29 82
15 阿部 108 23 85
16 山下(正) 105 19 86
17 山田(道) 118 30 88
18 角田 109 19 90

なお、次回(第38回)は、9月15日(金)に実施の予定です。
多数のご参加を期待します。


池田君、中島君が幹事です。

                              記事:松木


優勝者のコメント

先日、気温35度以上の猛暑の中、総丘ゴルフカントリーでとわ会ゴルフコンペが開催されまして、久しぶりに優勝の恩恵を受けました。

前半のハーフは、何とか持ちこたえたのですが、後半は、皆さんバテバテでスコアはどうでもいい、早く終わって、風呂に入り、帰りたい心境でしたが、我がチームメイトの河村に叱咤激励され何とか完走し優勝できました。

しかしながら、60歳過ぎたおじさん達が、この暑さにも負けず全員が落伍者もなく最後まで頑張ったことは、おじさんパワーのすばらしさをあらためて感嘆したしだいです。

(ちなみに、この暑さのため何組か、前半のハーフでやめて帰ったそうです)

                               池田(栄)

       TOP 前ページ 次ページ