近況レポート
 

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小江戸川越散策(駅からハイキング) (H25.1.31)


蔵造りの街並み



小江戸川越七福神の一つ

蔵つくりの街並み、毎年多くの観光客で賑わう川越。

特に「川越まつり」(国の重要無形文化財)、江戸の「天下祭」を現代に伝えている都市型祭礼、絢爛豪華な多くの山車が「曳っかわせ(ひっかわせ)」、向かい合い、各山車が競い合うと川越まつりは最高潮となる。



駅からハイキング コース案内


山茶発祥の地


喜多院も有名。徳川家康を日光東照宮へ安置する前、4日間、あの高僧、天海僧正がお守りしたとされる有名な寺院。

節分の前日でもあり、境内はその準備、出店、そして、豆まきの高台の設営で賑やか。


春を告げるロウバイ



喜多院

喜多院の資料館に入った。ここは、仙波東照宮が喜多院の一角に創建(1633年、寛永10年)され、日光(栃木県)、久能山(静岡県)とともに三大東照宮で、国の重要文化財。

撮影は禁止とされていたが、なかなかの文化財がある。

中庭、渡り廊下等は江戸期、将軍家の威光を感じさせてくれる。



喜多院本殿



喜多院の櫻が春を待つ


茶店で、甘酒を飲み、休憩。

五百羅漢の方を見ると、団体一行が説明に聞き入っている。

撮影チャンスがなかなかやってこない。


だるま販売所(喜多院)



五百羅漢

それにしても、境内の隅々まで手入れが行き届き、掃き清められている。

ふと、手入れの行き届いた海上自衛隊幹部候補生学校の表玄関や裏庭の江田島が思い出される。



成田山川越別院


成田山川越別院まで行く間に川越歴史博物館があり、数軒の土産物屋、食事処がある。

少し空腹感と物珍しさを感じる。

成田山川越別院は、真言密教の寺院。地元では「お不動様」と呼ばれている。

境内では毎月28日、骨董品が並ぶ「蚤の市」が有名。


川越城本丸御殿



新河岸川

川越本丸御殿、太田道真・太田道灌父子によって築かれた名城跡。

川越は、江戸と新河岸川の船運や川越街道で結ばれ、江戸の北の守りとして発展し、「小江戸」と称された。

この武蔵国一の大藩は、この川越城にあった。


新河岸川は時代小説によく登場するので馴染みがある。

花街の帰り、ほろ酔いで歩いたり、辻斬りが出たり、小説と史実が錯綜する所。

川沿いを覗き見て、氷川神社へ。


新河岸川の流れ



氷川神社



柿本人麻呂神社



山上憶良の歌碑

縁結びの神社で、太田道灌以来川越の総鎮守として川越藩主の篤い崇敬を受けた神社。

境内の一角に三十六歌仙の一人、柿本人麻呂の歌碑がある。

万葉集の重鎮との関係があったようだ。

万葉の文化、「万葉の古道」は、山陰道石見から都への道。
しかし、飛鳥文化がここまで来ている。


川越のシンボル「時の鐘」。

数回の火災に会うたびに建て替えられ、約400年前を偲ばせる。

蔵造りの街並みは、見ごたえがある。

まったく江戸時代そのもの、大勢の人がぞろぞろと歩いている。


太田道灌の銅像



川越のシンボル「時の鐘」



老舗が連なる蔵造りの街並み



蓮馨寺

チックポイントの「川越まつり会館」でスタンプを押す。

老舗の各店先には、人だかり。



お菓子屋横丁のマップ



賑わうお菓子屋横丁



しゃれたお店「うなっ子」

菓子屋横丁

小さい通りに、たくさんのお菓子屋さん。

本当に賑わっている。

芋のお菓子を買ってみた。これも川越の名物。



小江戸川越七福神の説明版


「小江戸川越七福神めぐり」の最終コーナーに入ってきた。

蔵造り資料館で、塩つきゆで卵を食べながらおにぎりで昼食。

午後2時過ぎの遅い昼食。

「時の鐘」は何も知らせてくれない。

楽しい「駅からハイキング」でした。


         岡本


川越駅


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