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さんさ踊り(仙台駅)
東北新幹線「はやぶさ」(東京駅)
東北の旅、季節と好天に恵まれたが、Kさん、Sさん、出だしの東北新幹線「はやぶさ」列車中では、やや体調不良。 徐々に体調回復、楽しい東北の旅。 盛岡駅に着くと、盛岡「さんさ踊り」で迎えられた。
早速に土地の名物、「じゃじゃ麺(汁なしが特徴)」の昼食。 普通、中辛、激辛あり、少し麺を残し、スープにしてもらう(チータンと言われていた)。 生卵(50円)を入れてもらい味付けを自分でする。 御酢やラー油、胡椒を加えてみた。かなり美味しい。
じゃじゃ麺
北上川、下流、不来方橋
山田線(盛岡駅)
北上川(開運橋)を渡り、盛岡駅に戻り、山田線(盛岡〜釜石)で宮古駅。 迎えのバスで、国民休暇村へ到着(6月29日)。 陸中海岸国立公園の中にあり、約100mの丘陵地で津波の被害を受けなかったらしい。 玄関先には、白い「やまぼうし」が咲いている。
自然の小道(ポイント1)
潮騒の音が聞こえるような、聞こえないような?松林。 灌木等で豪快な崖、岩礁から遮られている森林の中、北は岩手県久慈市から南は宮城県気仙沼市までの海岸延長180km。 ここ姉ヶ崎の高台から眼下に太平洋の荒波を見ることが出来る所。
国民休暇村、日の出
林間の「やまぼうし」
本州最東端の地、宮古市にやって来た。 翌日(6月30日)、早朝から休暇村のウォーキングコース(約60分)を楽しむ。 第1ポイントから第15ポイントまで設定されている。 姉ヶ崎展望台で三陸沖と呼ばれる沖合を見る。 ウミネコの繁殖地。ウミネコが大きな声で鳴き、飛び回っている姿に海鳥の力強さを感じる。
太平洋は穏やかならず、かなり海は荒れている。断崖の下に小島がある。 少し歩くと松林、すると、潮騒が小鳥の声に変わる。 野鳥観察ライフカメラも据えつけられている。 林間園地を抜け、休暇村の本館へ戻った。
休暇村玄関に白い「やまぼうし」が咲く
姉ヶ崎展望台へ
玄関に、クマ避けの腰につける「南部鉄製の鈴」が置いてあった。 この時、一人歩きの不安をドッキと感じた。 早朝のお風呂を楽しみ、朝食は、日頃の2倍を食した。
宮古からレンターカーで名所めぐり、特に国指定天然記念物・日本三大鍾乳洞は涼しいが、急な階段の上り下りで緊張。 あくまで透明な地低湖、神秘なドラゴンブルーにびっくり。 浄土ヶ浜、北山崎展望台(海のアルプスと呼ばれる)等からの景観。 また、ソフトクリームの味、格段に美味しい。
松林の向こうにウミネコの小島
浄土ヶ浜のウミネコ
閉伊川(山田線沿い)、渓流釣りのメッカ、7月1日アユ釣り解禁
盛岡城跡(不来方城跡)
盛岡へ戻る(6月30日)。 夕食は、居酒屋で地酒。そして、ひっつみ(岩手県の郷土料理:ひっかんで鍋に魚肉、野菜、キノコ、川ガニ等を入れる)を食べる。 刺身の三点盛り(ホテルのサービス券で無料)もいただき満腹!
翌朝(7月1日)、盛岡城跡(南部藩主、初代:南部信直)へウォーキング(約1時間)。 石川啄木が学校(盛岡中学)を抜けだし、文学書、哲学書を読み、昼寝、夢見た所、二の丸跡。 この城は、中津川、雫石川、北上川の自然の濠を利用した平城で「不来方(こずかた)城」とよばれていた。
松島や、松島や!
五大堂(遊覧船から)
ここから遠くに岩手山(2,038m)が見える。 朝食後、仙台へ。仙石線(仙台〜石巻)で松島。島巡りの遊覧船から、五大堂、そして、東関東大震災の爪痕の残る小島を望む。 船には、ウミネコが付きまとう。ウミネコ用の餌が売られている。 はり込んで、高価な海鮮丼をたべて、「奥の細道」の碑から、瑞巌寺へ。 残念ながら改修中のところがあり、全容を見ることはかなわなかったが、さすがに伊達政宗の菩提寺、仙台藩の重みがある。
再び仙台に戻り、広瀬川を渡り、青葉城(仙台城)跡。 伊達政宗公の騎馬像の下から、遥か向こうに、栗駒山(1,627m)を見ることが出来る。 出店のおばさんに聞くと、栗駒山は、今日(7月1日)が山開きとのこと。どうりで登山姿、ハイカー達を仙台駅ちかくで見かけた。
東日本大震災の爪痕が残る松島の小島
「奥の細見」が始まる瑞巌寺へ
何時から仙台城を青葉城と呼んだのか?タクシーの運転手さんは答えなかった。 どうも、青葉城とは、仙台城の雅称らしい。 広瀬川、今日(7月1日)、アユ釣り解禁!釣り人が出ている。釣り人も旅人! 楽しい旅が終わる。同行のKさん、Sさんに感謝。 最後に残された旅、東京への車中が楽しみだ! 岡本