近況レポート
 

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小田原訪問 (H29.4.17)


名残桜の向こうに小田原城



「小田原ちょうちん」の出迎え

桜が散り、小田原城濠には桜の花筏が綺麗。真鯉、緋鯉が泳ぎ、なかなかの風情を味わう。

友人のプランで小田原城へ。

JR横浜駅から東海道線で小田原駅、普通電車で約50分。


中国戦国時代、斎国の武将・田単が用いた「火牛の計」を用いて、北条早雲が、まだ、伊勢長氏と名乗っていた頃、小田原城(城主:大森長氏)を攻略(1495年)、無血で手に入れたと言われている。

北条氏、五代続くが、秀吉の小田原城攻めで開城。

北条氏滅亡の後は、徳川家康の家臣大久保氏が城主。


小田原城濠の桜花筏



小田原城



お城の高さ:小田原城は第7位



小田原ちょうちんについて

明治3年(1820年)小田原城は廃城となり、陸軍省の管轄、その後御用邸等になる。

関東大震災を期に小田原町(神奈川県)に払い下げられ、昭和35年(1960年)に鉄筋コンクリート造りの小田原城が完成している。



真鶴半島を見る



相模湾、天気が良いと、大島が見える


小田原駅改札口には、有名な小田原ちょうちんがぶら下げられ、小田原訪問を歓迎してくれる。

駅前は商店街で、干物、かまぼこ、小田原おでん、老舗の蕎麦屋等で大賑わい。

徒歩、約10分程度でお城の馬出門に着き、小田原城の見学。

天守閣から箱根、丹沢山系、相模湾を見渡す。

天気の良い日には、相模湾中央に大島が見えるらしい、あいにく曇り空、大島は視認出来ない。真鶴半島は視認できる。


箱根山



丹沢山系

歴史を感じられるスポットが多くある中で、風魔忍者、群雄割拠の時代に北条早雲から五代約百年にわたって、小田原城を拠点に関八州を治めた北条氏に仕えた忍者の一党、代々頭領は、風魔小太郎と呼ばれた。

この関連で、毎年、忍者の日として、四季を彩る沢山の祭りイベントの中で、「忍者風魔まつり」が毎年8月に開催されているのは、面白そうだ。




二宮金次郎像


城址内近くには、二宮尊徳像、そして、神舎がある。

なぜ故か、かつては、全国の各小中学校の校庭にあった、二宮尊徳像は、現在、姿を消している。

勤勉の精神が時代にあっていないという意見や、そもそも、「ながら歩き」は危険だという批判などが寄せられて撤去が続いているようです。


二宮尊徳像



小田原駅から見る小田原城



小田原駅

一方、健康志向で、かつ、歴史スポット探索が出来る「ウォーキングタウンおだわら散策コース」(11コース)があり、かなりの人気。

中でも、童謡「めだかの学校」(作詞:茶木滋)、茶木氏が息子と交わした会話を基に作詞したと言われている付近の水車小屋のある親水公園コースは、小田原駅から徒歩15分となっていました。

相模湾から新鮮魚介類が揚げられる小田原漁港に寄らずに帰るのが心残り。

次回は、ウォーキングのスタイルでゆっくりと探索したい小田原でした。


                岡本


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