目次
前ページ
次ページ
教育参考館正面 広角レンズにて撮影
教育参考館正面入り口
改修工事が行なわれていた江田島の教育参考館は、工事が完了し再展示作業も終えて、9月26日(金)から一般公開が再開されました。 それに先だち前日の25日(木)「教育参考館改修工事完工披露式典」が執り行われました。
『教育参考館は、帝国海軍の歴史と伝統保存、自己修養と学術研鑽の資とするために昭和11年に建設され、その後昭和31年に海上自衛隊が引き継いだもので帝国海軍の歴史に関する貴重な資料を多数展示しています。(第一術科学校の案内状から引用)』
教育参考館正面
教育参考館側面
教育参考館は、建設から70年、大改修から50年、昭和52年の改修から30年が経過しており、建物が老朽化してきたため2006年4月から改修工事が行なわれていました。
幹部候補生学校、古鷹山を望む
式典に先立ち行なわれた、大講堂応接室での館長説明では、改修工事の概要は、総工費:12億2千万円、工期:2年半。建物の全面補修、千円柱の補修。 エレベーターやスロープ設置等の建物内のバリアフリー化。 1階入り口右側にあった図書室を館外に移転して、展示スペースが240u増加したそうです。
改修工事完工披露式式場(教育参考館映写講堂)
学校長式辞
海上幕僚長挨拶(海幕人事教育部長)
披露式典参加者
披露式は教育参考館映写講堂で行われ、国歌斉唱、学校長式辞、海上幕僚長挨拶(海幕人事教育部長)来賓挨拶と進み、工事を施工した4社に感謝状が校長より贈呈されました。 さらに連合クラス会と元佐世保総監より展示品の寄贈が行なわれました。
内覧会では、4グループに分かれて館内を案内してもらいました。 館内に入った時の第一印象は『明るくなったなー!』という感じです。 館内は採光窓も設けられ、随分と明るくなり見学しやすくなっています。 また展示物の説明文の文字も大きくなり、視力が衰えてきた我々も楽に読むことが出来ます。
来賓挨拶−T衆議院議員
来賓挨拶−水交会会長(同副会長)
感謝状贈呈
従来の展示物に加え、終戦から海上自衛隊発足までの歴史を紹介するコーナーも設けられていました。 襟を正して2階へ上がる正面階段を登る時は以前と少しも変わらない、凛とした空気の漂うなか、身の引き締まる思いがしました。 今回は東郷元帥の遺髪室も公開され、中央に東郷元帥、右側に山本元帥、左側にネルソン提督の遺髪が安置されていました。
展示品寄贈−連合クラス会
展示品寄贈−元佐世保総監
記念写真
懇親会−学校長挨拶
懇親会−出席者
来賓挨拶−江田島市長
来賓挨拶−KS委員会
内覧会では全展示物を見て回る時間的余裕もなく、大人数が館内に入っていたので、落ち着いて見学もできませんでした。 改めて天気の良い日に訪れて静かな雰囲気の中でじっくり見学したい思いです。
その後、懇親会が次第どおり新食堂で行なわれました。 当日は雨が心配でありましたので、早く赴き式典前の教育参考館の正面を撮影しました。 当然受付は1番でした。 23日の呉水交会の会場で一術校長には了解を取っておりました。
乾杯−呉総監
司会進行
乾杯−候校長
関連するホームページ 第一術科学校 呉特派員
目次へ TOPへ 前ページ 次ページ