平成２２年１１月２４日（水）１１：００に鎌倉駅東口で待ち合わせ（５名）。
バス乗り場、５番から鎌倉霊園（胡桃山の一帯）に眠られている故今井海将のお墓に向かう。
鶴岡八幡宮の前を右手に出て、朝比奈ＩＣの方向にバスが走る。

かなりの混雑で停滞気味、紅葉を求め、鎌倉の神社等巡りをするグループが多く見られる。
変わった標語（案内板）が目に付いた。「あじさい大学」の案直板を持った男性に聞いてみました。北鎌倉のあじさい寺（明月院）迄歩くウォーキングのグループとのこと、晩秋を楽しむ同好者の集合場所の案内でした。

バスは、淨明寺（淨妙寺が古い名）、鎌倉五山（禅宗の寺格）の第五位のバス停あり、ちなみに、五山は、建長寺、円覚寺、寿福寺、淨智寺、淨妙寺です。
次の名所、十二所のバス停が近づく、源頼家の誕生を祝って（弘安元年、１２７８年）神馬を奉納した旨が吾妻鏡に記されている十二所では、多くのグループが降車、神社巡りが始まった様だ。

いよいよ、鎌倉霊園前に到着、バスを降りると、すでに梅野氏が待っていた。すると、佐野夫妻が乗用車で滑り込んできた。山田（道）氏が献花を持ち同乗している。
佐野氏が事前に今井さんのお墓を確認していてくれて、佐野車で２回線（ピストン）、墓前に迷うことなく到着、総勢石川、梅野、河村、佐野、保科、山田、山崎、岡本の８名。

献花、そして、お線香をお持ち、合掌、お参り。享年９０才、戒名の中に「海」、「梅」の字が取り込まれているのを見て、なるほど、と感じた。

今井さんの海軍、海上自衛隊にまたがる素晴らしい人生を想像しました。

ぽかぽか天気で、小春日和、限りなくお墓がある、この鎌倉霊園、墓参は我々グループだけの様子。

回りを見渡すと、紅葉も見事、若い桜木が多くあり、春はさぞかし華やかだろうと思われた。

お墓参りを終えると、再度、佐野車で、近くにある「鎌倉蕎麦　峯本」へ、本店は鶴岡八幡宮の近くあるそうです。

山田（道）氏が予約済みであり、高級感溢れる個室へ、美食メニューＡ（２８００円）をオーダー、ビール（鎌倉ビール、黒ビールで、少し甘い）で献杯、昼食会、現役時代の大小事件から始まり、健康の話し、障子から差し込む日差しも暖かく、本当に好天気。

此処で、食事後散会となり、佐野宅へ立ち寄る人を除き、バス（十二所）で鎌倉駅へ、良きミニクラス会でした。

思いもよらず鎌倉のにわか勉強も出来ました。感謝！

あらためて、故今井海将に合掌しました。


　岡本
　写真：保科