近況レポート
 

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歯医者さん (H23.3.16)


春の曙(山陰豊岡市)


年末(12月30日)、年一回の自宅回りの諸々作業、庭掃除中、右下奥歯に激痛、我慢の限界を感じて、年末でも診療しくれる歯医者さんはあるのか?
近所の歯医者さんを訪ねるも休診、困った。

幸いに、家内が24時間営業の歯医者さんを探し出てくれ、電話してみると、直ぐお出で下さいとの応対、ほっとしながら、出向く。待合室は、緊急患者、老齢の患者(付き添いあり)で少し混んでいる。

もう少し早めの処置を自分自身がするべきだったと、大いに反省。歯の痛みを数ヶ月間放置(がまん?)していたことで、激痛、それも年末に発生、自分の身体に対する危機管理の甘さを痛感。虫歯の処置が終った。嬉しい事に、回復へ向かう痛さに変わって来た。安堵感を感じる。

歯医者さん「処置は終わりました。後は、行きつけの歯医者さんで治療して下さい。」
しかし、せっかくお世話になったのだから、引き続き、完治するまでお願いしたいと依頼。数日後、数回にわたり治療を受ける。

しかし、約3週間後、歯茎が腫れ上がる。思い切って、行きつけの歯医者さんへ切り替える。「歯周病になっている、治療をしましょう!抗生物質を服用して下さい。」的確な治療を得る。



早春の雪景色

歯医者さんも技量が大切、どこへ行っても、歯の治療は同じであると信じ、かつ、自分にも回復力のある若さがあったが、今後は、歯医者さんを、良く選択し、近傍に信頼のおける歯医者さん。

もちろん、他の病気についても良い診療所を探し当てておく必要がある年齢になっている事を、更に認識。

そこで、今や、転勤族から地元志向へなっているのだから、じっくりと腰を据え、地元を見据える心構えを醸成しなければならない。


さらに、自己の健康管理に関する自分の環境の変化を日々良く認識、理解しなければならないのでしょう。

歯医者さんは、歯の治療を通じて、何事もその場しのぎで、整理できない優柔不断な吾に、自己の年齢と環境の変化等、さらに、今後の生き方、こんな事を教えてくれたのかも知れない。


早春の雪景色


23年3月11日(金)東北地方に、大地震、大津波、最大の惨事発生、早急な復旧、人命の安否を祈るばかり。

関東地区は、計画停電地区あり、電車は、間引き運転と混乱。東京から東横線、武蔵小杉駅からバス、ごった返す人波、何とか、約束の時間に田園都市線、鷺沼駅近くの歯医者さんへ到着。

担当の歯医者さん、にこにこしながら、こんな時ですから、私は、府中の自宅から歯科医院まで(約25km)を自転車で来ました、と話す。

企業も臨時休業や自宅待機をしている状況下、ドクターのこの職業意識、責任感にびっくり。
春霞が、まさに山頂にせり上がり、霞が取れて、青空が覗いた様な、そして、歯が完治した様な気分、こんな爽快なる感動が沸くのを覚えました。


                 岡本


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