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音戸大橋:1961年(昭和36年)12月完成
音戸大橋
音戸大橋の交通量増大による慢性的な交通渋滞に対応するため、呉市警固屋と音戸町を結ぶ「警固屋音戸バイパス」が計画され、4月24日に海上クレーン「武蔵」にて、鋼製のアーチ部分(長さ192m、重さ3500t)が架設されました。(「武蔵」は潜水艦「あきしお」移設工事に従事したクレーンです)
第2音戸大橋完成予想図(呉→音戸)
第2音戸大橋完成予想図(音戸→呉)
第2音戸大橋は、このバイパスの一部として、音戸大橋の北約350mの位置に架けられる橋長492mのアーチ橋で、完成すると国内で4番目の長さとなります。 警固屋音戸バイパスは平成25年春の供用開始です。
平清盛の日招像(高烏台) 音戸の瀬戸開削800年を記念して、1967年(昭和42年)7月に建てられた平清盛の立鳥帽子姿の銅像
海峡部橋梁架設計画
大ブロック架設時状況図
音戸の瀬戸公園からの第2音戸大橋(架設前)
第2音戸大橋は、音戸大橋の北約350mに位置します。 第2音戸大橋が跨ぐ音戸の瀬戸は、海峡幅約200m、水深約5mの狭水道で、大潮時の潮流は約4ノット、1日当りの航行船舶は約650隻です。
高烏台からの音戸大橋と第2音戸大橋(架設前)
高烏台からの第2音戸大橋(架設前)
警固屋側からの第2音戸大橋(架設前)音戸灯台が見えます
第2音戸大橋は、音戸の瀬戸を跨ぐ中路式ニールセンローゼ橋(アーチ支間長280m)と、陸上部のPCコンポ橋から構成されます。 橋梁形式の選定については、供用中の音戸大橋との景観的調和にも配慮し、海峡部はアーチ形式を採用。
警固屋側からの第2音戸大橋(架設前)の音戸側
第2音戸大橋:側面図 拡大図
第2音戸大橋:海峡部断面図
第2音戸大橋:警固屋音戸バイパス3900m 拡大図
第2音戸大橋:警固屋音戸バイパス 拡大図
警固屋側からの第2音戸大橋(架設前)の警固屋側
元旦の第2音戸大橋(IHI新宮で製作中)
IHI(新宮)の第2音戸大橋(架設前)の台船積込
4月24日に海上クレーンで、橋桁(第2音戸大橋)を掛けるのだが・・。 写真をどこで撮ればいいのか、音戸、警固屋側をさがしました。
IHI(新宮) 台船上の第2音戸大橋(架設前
音戸瀬戸公園や警固屋側の見晴らしの良い所は・・・ 最終的には、前日(23日)の音戸町坪井沖の係留位置を見て決めました。
警固屋側から音戸町坪井沖の第2音戸大橋(架設前)と海上クレーン「武蔵」
警固屋側から音戸町坪井沖の第2音戸大橋(架設前) と海上クレーン「武蔵」
レポートに使用している図面、表等は、4月24日の警固屋側のテント事務所で貰ったパンフレット(広島県土木局)から抜粋したものです。 第2音戸大橋の架設 その2へ 松本