近況レポート
 

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東京スカイツリーを眺める 上野から下町散策(駅からハイキング) (H25.3.11)


:駅からハイキング受付



上野駅

風来坊(Tさん)さんと6回目の「駅からハイキング」。

14,000歩、4時間のウォーキング。

風は少し冷たいが、雲一つない快晴。



かっぱ橋通りからスカイツリー


かっぱ橋道具街。ここは調理道具、食器、厨房設備等の店舗、関連道具類がなんでも揃う街。

「かっぱ」とは、雨合羽を内職で作る侍、足軽が多かった所。

合羽屋喜八が私財を出して行った掘割工事を隅田川の河童たちが手伝ったからと言われている。


かっぱ講の社



かっぱ橋通りの歩道


ふぐ料理屋(かっぱ橋通り)



展示されている羽子板

浅草国際劇場の跡地、下町にそびえる「高層浅草ビューホテル」にチェックポイントがあり、立ち寄る。

大きな羽子板、なんと、江戸下町の雰囲気。



江戸下町伝統工芸館



隅田川の向こうにスカイツリー



言問橋

浅草寺の裏手、言問通りを隅田川(大川)へと向かう。

隅田公園沿いの隅田川。

堤防上の遊歩道には、櫻が咲き始めている。



墨田公園の櫻


スカイツリー(634m=むさし 武蔵の国)が目の前に迫る。

滝廉太郎作曲の「花」、春のうららの隅田川・・・の名曲(唱歌)、櫂のしづくも花と散る・・・良き江戸期から昭和初期頃の墨田川が想像できる。


櫻の表示板(言問橋)



牛嶋神社



牛嶋神社の説明



牛嶋神社の牛

大川を渡って「牛嶋神社」。

境内の牛を撫でながら願い事をして、また、病気を治してもらう様にお願いをすることで庶民に親しまれている。

赤いよだれ掛けをしてもらって座っている鉄製の牛は、誰からも撫でられて、ぴかぴかと黒光りしている。



船宿の船と電車


少し河口方向に歩き、再度、大川を渡り、浅草寺(飛鳥時代の推古天皇(628年)の開創、都内随一の古刹)、雷門、仲見世通り方面へ。


勝海舟の銅像



隅田川にかかる吾妻橋

大川沿いに勝海舟の銅像。

此のあたりが出生地。

親子鷹(子母澤寛著)に出てくる勝小吉、勝麟太郎(のちの海舟)父子が暮らし味わった市井の情景、下町情緒、そして、仲見世、伝法院界隈の江戸っ子の気質が偲ばれる。



炎のオブジェ(アサイビールの社屋屋上)


有名なアサヒビール社屋の屋上に炎のオブジェ、巨大なモニュメントが金色に輝く。

東武スカイツリーラインの浅草駅を通り、仲見世通りに出た。


おにぎりを食べているとかもめがやってきた



東武スカイツリーライン 浅草駅

なんと多くの人、この賑わいは、いつもお祭りの様だ。

赤ちょうちんに書き込まれた「雷」の文字が人ごみの向こうに見える。


なんか気分の高まり、祭だ!



仲見世通り



浅草寺



伝法院通り

浅草寺前の線香の煙に体を包み、健康を願った。

浅草は、外国人も多く、彼らにとっては、かなりの人気スポットらしい。



古着商「胡蝶」


浅草六区、多くの芸能人を輩出した「東洋館」。

目の前に新しい建物の建設が、まだ進んでいる。

新装なる銀座の「歌舞伎座」と並び芸能スポットとして新時代を迎えるだろうか?


浅草六区通り



東洋館



ニイミ食器館



下谷神社

下谷神社(730年開創、お稲荷様、江戸で初めて寄席が行われた地)。

残念! 「寄席発祥の碑」を見落としてしまった。



アメ横


アメ横商店街。

アメリカ軍の横流し品を多く扱い、当時貴重品であった砂糖を使用した飴屋が軒を連ねたことからアメ横と呼ばれる様になった。

今でも飴屋が多く混雑、活況を呈している。


アメ横



アメ横



UENO3153

上野駅に着いても、混雑の中での呼び込み、大声。

今日で閉店(かばん屋)

高い椅子に乗っかり、大声で、何でも2品で3000円!

その大声がまだ残っている。

素晴らしい江戸下町の散策でした。


        岡本


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