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新島港の東、利島が見える。その先は、大島(見えません)
標的船移動(荒天準備)
標的船組立て、高所作業
台風26号(25.10.16(水))が式根島、新島、大島方面を直撃しました。 当日夕刻から強風雨、夜半になると豪雨、強風音、時には窓が外に吸い込み出される様な恐怖を感じる。明け方、風速は落ち、雨だけが降り続いた。 大島の被害状況が報道されていた。滞在している新島は被害なし。
晴れた日には、東にすぐ視認できる大島の被害に心が痛む。 もちろん、新島での作業は、前日から、荒天準備、岸壁の中央部に100トンクレーン等で機材を移動させ、固縛。少し風に強さを感じるが、うねりなし。 白波が立ち始めている。
標的船の移動作業
連絡船(伊豆下田から)
危機管理の徹底もさることながら、島民の方々の行動はさすがで、窓は小窓に至るまで防護用の雨戸の取り付け、その電気ドリルの音、鉢植えの観葉植物、ハイビスカスなどの取り込み、素早いものである。
島の有線放送で、明日の小中学校、都立新島高校等は休校とのアナウンス。 間もなく、岸壁地区への「立ち入り禁止」が報じられ、防災センター、港湾空港管理事務所からの通達が出された。
高速水中翼船 (竹芝〜大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島)
サーフィンのメッカ羽伏海岸(台風通過後)
羽伏海岸、台風の波が残る。
式根島(平たい島)の向こうに神津島
台風を乗り越えたハイビスカス
海岸沿いの間間下温泉(しお湯)の露天風呂から式根島も見る事が出来るでしょう。 もう鉢植えのハイビスカスも玄関に出された。 愛くるしい「伊豆七島めじろ」(島内でも許可書がないと飼えない)もやって来た。
何れを見ても、台風慣れしている様子、この様な状況を見ていると、なるほど理解ができる。 台風が去り、島に活気がもどる。 今度は取り付けた雨戸を取り払う音、電気ドリルの音、これは、まさにお祭りの太鼓の響きの様に感じられる。 一斉に車や自転車が走り出し、スーパー、個人商店(お土産屋等)に活況が戻る。
新島空港(ドルニエル機、19人乗り)
大型連絡船 (竹芝〜大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島)
空港に離発着する航空機のエンジン音も聞こえ、通常の生活が帰ってきた。 航空機のエンジン音で、あれは何便、今日は早い、少し遅い。 島では、時間まで知ることが出来る鐘の音に匹敵する。 台風は去りました。 小中学校等に登校しましょう!と有線放送が知らせている。 ブルーの海と紺碧の空が帰ってきた。 岡本