近況レポート
 

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天空の城(武田城趾) (H26.7.2)


城崎温泉街



日和山海岸、城崎温泉から約15分

特急「きのさき3号」で、京都から約2時間、山陰本線江原駅(兵庫県豊岡市)に着くと、神鍋高原への案内板が目につく。

ここは、ハチ北高原とともに関西きってのスキー場として賑わっている所。
現在は、スキーの他、高原でのテニス(合宿)、ハイキング、夏季の神鍋高原マラソンと四季折々だ。

また、近くの植村直己(国民栄誉賞、1984、マッキンリーで消息を絶つ)冒険館から車で約40分程度、天空の城、竹田城跡へ行くことが出来る。


神鍋高原の中腹に位置しているブルーリッジホテルが最近、大々的に宿泊と、天空の城(竹田城跡)へのコース案内をパックでPRしている。

これは、比較的手ごろで良いかもしれない。

定期的(毎月一回)に、豊岡市日高町に出向き、草刈、家屋内への通風を図っている。

作業を終えると、何か、床屋を済ませ、さっぱりした様な気分、そして、爽やかな服装に着替えた様な気分になる。ふと、田舎を感じる。

稜線を見ると、あくまで蒼く、まさにBlue Ridge が見える。気分が癒される。


独特の出石蕎麦の盛り付け


蕎麦屋に残されている植村直己氏の色紙

カントリーウエスタンの名曲、カントリーロード(Take me home, Country Roads)のメロディー、歌詞のBlue Ridge Mountain Shenandoah River (この辺りでは、円山川か?) を想像し描いて見ると、とっても楽しい。

夜は、カエルの合唱、ゲロ、ゲロ、ケロ ケロと明け方まで続く。



竹田城跡を麓から望む


出石城(有子山城、1574年山名氏が築いた)を見て「出石蕎麦」を食べる。生卵、山芋、生姜、そしてネギをおつゆに入れ、適度にかき混ぜた御汁に蕎麦を入れ、ツルツルと飲み込む・

旨い! 一人前は、5枚の小皿にそれぞれ蕎麦が盛られている。御汁は、大きな白い、出石焼きの徳利で出される。


竹田城への案内板



竹田城の入門

念願の天空の城(竹田城跡、1441年山名氏の最前線基地。秀吉の但馬攻めにより、1577年羽柴秀長が城主となる:平成元年、映画、「天と地と」のロケ現場となった)へ。

標高354m、播磨、丹波、但馬の交通の要地に築城されたもので、日本のマチュピチュ(インカ帝国の遺跡)と称されてPRされている様な、雲海の中に浮かぶ「天空の城」を期待するが、なかなかこの絶景には出会う事は難しい。



城跡から下界を見る



竹田城跡:天守跡



竹田の穀倉地帯が見える


この機会をなかなか気候と季節が許さない。蒸し暑い坂道を天空バス(中腹から山頂まで約700mの間を運行、150円)から降りて、黙々と歩き、山頂へ。

「雲海の中の城跡」を見る機会に恵まれないが、城跡から下界を見渡すと、どうして、清々しい。

まさに山城からの眺め、絶景。

豊岡の「コウノトリの郷公園」から飛来するコウノトリもこの高さには舞い上がってこない様だ。麓で一羽が悠々と舞っていた。


           岡本


コウノトリの郷公園のコウノトリ


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