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向ケ丘遊園駅前の案内板
生田緑地(東口)
生田緑地は、都心の憩いの緑地で向ケ丘遊園駅(小田急)から800m。 鎌倉時代、稲毛三郎重成の居城が緑地の中央の枡形山にあり、川崎市のほぼ全域は稲毛(稲毛の荘)と呼ばれていたらしい。 現在、緑豊かな都市公園が残り、生田緑地(川崎市多摩区、東生田、宮前区初山にある都市公園)と呼ばれ、バラ苑、梅園、藍染め工房、古民家があり、岡本太郎美術館も平成11年に開館されている。
日本民家園
野鳥の森のコースから健脚コースを歩く。少し登ると、森林、雑木林で、鶯が盛んに鳴いている。 コースはかなり整備されて、小石で地固めされた所や、落ち葉の残る自然の山道がある。そんなに厳しいウォーキング(約3時間)ではない。 梅雨明け間もない暑さも木立のお蔭で、少し汗が出る程度。
つつじ山(健脚コースの中途)
母の塔(岡本太郎美術館)
樹霊(岡本太郎美術館)
つつじ山にやって来た。少し休憩。 隣は、生田緑地ゴルフコース。ゴルファーがピカピカと歩くたびに、日光で手に持ったクラブを光らせながらラウンドしている。 山道を登り、休息所で見ていると、なんとなく優雅に見える。 季節外れで、つつじ、梅園の梅の花、バラ苑も楽しめない。
藍染め(伝統工芸館)
岡本太郎美術館の母の塔、樹霊のブロンズを見て、藍染め等の伝統工芸館へ。 ここには、戸隠のそば粉を使った「そば処」がある。おにぎりを食べる場所を探しながら、蛍の里方面へ進む。 「ここからは犬を連れてはいらないで下さい!」と掲示板あり、自然保護にかなり留意されている様子。
ホタルの里(稲が植えられている)
渡り橋傍に白い野草
木陰で、木製の椅子に腰かけ、おにぎりを取り出す。 山中での昼食は、大きな楽しみの一時。水分補給は、後、約1時間のウォーキングを考え、ボトルの水を少し残して、喉を潤す。
源氏ボタル案内版
周りの雑木林は、強い日差しに負けず鮮やかな濃緑色。小鳥の声は、ほとんどが鶯かホトトギス、トッキョキョカキョクと鳴くのがホトトギス、ホー、ホー、ケキョケキョケキョと鳴くのが鶯、かなり区分するのが困難。 鶯とホトトギスは天敵とのこと。真夏なので、ホトトギスが鳴いているのだろうか? 木立の中に響き渡っている。
戸隠神社跡(平成5年燃失)
枡形山展望台
枡形山山頂
枡形山山頂(84m)の展望台から東京方面、横浜方面、そして、読売ランドの観覧車を見る事が出来る。富士山は靄で見えず、スカイツリーも視認できない。
読売ランドの観覧車が見える
飯室山(枡形山城の出城があった)まで来るともう街並みが見え、急に蝉しぐれ。蝉しぐれは里に近いほどボリュームが高い様に感じる。山道でさほど感じなかったが、どうしてだろうか? 稲毛の荘、里には、暑い夏がやって来ている。 岡本
横穴墓(豪族一族の墓:約30基現存)