毎日徒歩で町のなかをあるいていますが、「75歳で初めて分かったことがあります!!」交差点で信号待ちをしたのですが、信号が「青」になると歩き始めます。信号が青になるとメロディーが流されます。これはずいぶん昔からですが、この音(メロディー)ですが、目の弱い方には助かると思ったのです。が・・・正面から聞こえる音(メロディー)で歩き始めますが、目の不自由な人が正面と横の音(メロディー)を区別することが出来のが?? 疑問に思ったのです。しばらく交差点で立ち留まって、横の音を聞きました。そうするとメロディーが違っていたのです。随分昔から「音」が流れていると思っていたのですが、正面と左右の音(メロディー)が違っている事には無頓着でした。人間困らなければ、無関心でいられます。歩道でも、車でも、メロディーは聞いていたのですが、無頓着でした。「カッコー」と「ピヨピヨ」でした。
通りゃんせから鳥の鳴き声への変化
歩行者信号がある横断歩道では、音楽が流れるようになっています。これは、視覚障碍者が、音で信号が変わったことを気づくことができるために設けられています。元々、この横断歩道の音楽は、「通りゃんせ」の音楽が流れる地域が多かったです。しかし、近年、信号機の切り替え工事などのタイミングで、「カッコー」や「ピヨピヨ」といった鳥の鳴き声の音楽が増加してきています。現在では、全国に1万9千基ある音楽が流れる歩行者信号機のうち、なんと96%がピヨピヨ・カッコーの音楽が流れているそうです。
今まで何気なく聞いてきた横断歩道の信号機の音楽ですが、ぜひ、一度耳を傾けてみてください。
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